EC-CUBE3系での変数確認

デジタルドリームワークスからHigaです。
以前にも投稿したと思いますが、EC-CUBE3ではPHPフレームワーク SymfonyベースのSilexを利用しています。
EC-CUBE2系とは全くの別物で、Silexの知識もある程度理解していないとなかなか作業が難しくなっています。

自分はシステムの修正やカスタマイズを行う場合、変数に格納されている値を確認しながら作業を進めていくことが多いです。
PHPの場合は「print_r()」や「var_dump ()」の関数を利用して変数を確認します。
変数を確認することでページ間でどのような値が引き渡しされているのか、また引き渡しデータが正しいか、など順を追って作業することが出来ます。
しかしEC-CUBEでそれらの関数を利用するとずらずらと長いコード返ってきます。
多分 無限ループのような感じです。注意しましょう!

ではどのように変数を確認するのか…

EC-CUBE3.0.8以降では「dump」という関数が使える仕様になりました。
以下のように利用します。

—————

□ Controllerで利用する場合
dump($app)

□ Twigで利用する場合
{{ dump(app) }}

—————

PHP関数の「var_」を付けないなど若干の違いです。
しかしこれを分かっていないと先ほども記載した通り大変な事になります。
また正確に情報を確認出来ません。

というわけでEC-CUBE3系のdumpについてメモでした。
EC-CUBE3系は機能拡張やカスタマイズをプラグインという形で追加していきます。
かなりハードルが上がっていますが

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